MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「スムヒの大冒険」

アモス=オズ著
イスラエル作家
自民族ユダヤは勿論パレスチナ含めた”中東の平和”の提唱者
建国直後のエルサレムに住む少年スムヒ
中東戦争前のイギリス三枚舌外交に憤る時代
祖父がくれた当時貴重な自転車
街中を縦横無尽
それはヒマラヤ越えとアフリカ縦断に値する“小さな大冒険”

本書は30カ国以上で翻訳されている現代イスラエルの代表的作家アモス=オズ
彼もまたノーベル文学賞候補
民族アイデンティティの壁を越えて中東和平を叫ぶ彼がノーベル文学賞を受賞すればある意味”ノーベル平和賞”以上の平和を強く訴えかけうるものになるかもしれない

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