MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「ジュスタ」

パウル=ゴマ著
モルドヴァ(ルーマニア)作家
クンデラ同様に東欧から亡命し大統領に仏国籍を提案された反社会主義者ゴマの半自伝
社会主義礼賛を目的に設立された文学大学
惚れた女ジュスタ(正義)を彼女目線で主人公がパリの橋上から懐古する
孤独と欺瞞に満ちたルーマニア閉鎖社会を描く

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