MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「白痴4」

フョードル=ミハイロヴィッチドストエフスキー

ロシア作家
著者がどうしても描きたかった結末
難解な精神分析と幾通りもの読み方
賭博・不倫・放蕩・流刑・強制労働と壮絶な人生を送った”白痴”の著者と重なる
凶悪と報道される現代の犯罪者にも彼等なりの博愛信仰がある
トルストイがダイヤモンドと絶賛し坂口安吾が同名小説を書くほど衝撃的な物語

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