MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「絶望」

ウラジーミル=ナボコフ

ロシア作家
ドイツが舞台

アメリカ亡命作家
誉れ高い文学論者でもあるナボコフの巧みな小説技法が初期作にして既に完成している
無能な小説家気取りは自身と瓜二つの愚鈍な男を見つけた
彼を殺人する保険金目当ての完全犯罪計画
パムクと同じ著者と登場人物のリンクが秀逸な1冊

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