MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「武器よさらば 下」

アーネスト=ヘミングウェイ

ノーベル賞アメリカ作家

武器と友と部下と祖国と別れスイスに亡命する男女

“さらば”の連続は人生そのもの出会いと別れを想起する

善悪を主張せず極めて中立的な視点と反戦文学ながら”戦争とは無関係な残酷のラスト”

それは機械化する現代社会と無気質化する大衆迎合政治の批判とも取れる

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