MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「族長の秋」

ガブリエル=ガルシア=マルケス

ノーベル賞コロンビア作家

360Pで6段落のみ

会話も括弧がなく物語の連続性を慮る重厚な構造

中南米の架空国家大統領

120とも230とも噂される年齢

虐殺など絶対的な権力を持つはずの独裁者

仮面の下の孤独と猜疑心の果てに薨る様はスターリンを思わせる

独裁者とは誰より愛に飢えた子供かもね

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